時代に阻まれても、AIで道を切り開く
田中さんは1981年生まれのいわゆる「就職氷河期世代」。大学受験に20回以上落ち、銀行の内定を蹴って塾の道へ進んだ後、パニック障害を理由に30歳までに4度以上の解雇を経験したそうです。当時は病気が「気合いが足りない」と捉えられがちだったと語っています。
「学歴という一本のものさしで測られた僕らの世代は、ものさしが変わる瞬間に立たされた。能力の問題ではない」と田中さん。能力がありながらも社会構造の問題で機会を失った同世代に、本書を届けたいという想いも込められています。
プログラミング未経験でもAIで塾を自動化
田中さんが代表を務める「総合学習教室ブリッジ」は、1学年の子どもの数が100人に満たない町にありながら、現在100人を超える生徒が通う人気の個人塾です。大手のような組織がない中で、運営・事務・発信といった裏方の作業のほとんどを田中さん自身が担ってきました。
2015年には日本初のZoomを活用したオンライン自習室を導入するなど、新しい技術をいち早く現場に取り入れる姿勢は、今回のAI活用にも繋がっています。プログラミング未経験でありながら、AIに相談しながら一つずつ組み上げた自動化システムは、以下のような多岐にわたる業務を支えています。
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生徒管理、月謝の記帳の自動化
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体験授業後のフォローアップ自動化
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SNS・ブログ発信の半自動化
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家計簿のレシート読み取り自動化(家庭での応用例)
書籍には、うまくいかなかった部分や作り直した部分も隠さず記録されており、読者が再現できるよう詳細に解説されているとのことです。
AIが切り拓く、グローバルな出版の夢
今回の出版で特に注目すべきは、日本語版と英語版を同時に刊行した点です。これまで個人が英語で書籍を執筆・出版することは、非常にハードルが高いものでした。田中さんは「英語版は、AIがなかったら絶対に出せていません。逆に言えば、今はもう出せるということです。彦根の小さな教室からでも、世界に向けて出せる」と語ります。
これは、AIが個人のクリエイターや事業主に、グローバルな活躍の場をいかに提供しうるかを示す、素晴らしい事例と言えるでしょう。英語版は米国の製品紹介サイトProduct Huntにも掲載され、世界中の注目を集めています。
書籍概要

【日本語版】
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タイトル:個人塾長、AIを雇う。:ひとりでも自動化できる、実録・業務効率化の記録
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価格:500円(Kindle)

【英語版】
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タイトル:How I Automated My One-Man Tutoring School with AI — A Solo Tutor’s AI Build
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価格:$6.99(Kindle)/$9.99(直販)
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URL:
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How I Automated My One-Man Tutoring School with AI: A Solo Tutor's AI BuildI run a small tutoring school in Hikone, Japan. For years, holding down a normal job wasn't something I could count on ?... -
How I Automated My One-Man Tutoring School with AII run a small tutoring school in Hikone, Japan. For years, holding down a normal job wasn't something I could count on ?...
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著者プロフィールと今後の展望
田中力磨さんは1981年生まれ。滋賀県彦根市稲枝町を拠点に、未就学児から既卒生まで15年以上の指導歴を持つベテラン塾長です。高校時代は学年ワーストレベルの成績から出発し、現在は国語教育を専門としています。これまでに商業出版で2冊の著書も手掛けています。
信条は「失敗で終わるから失敗になる。続けていけば成功になる」。この言葉の通り、諦めずに挑戦し続ける姿勢が、今回のAI活用と日英同時出版に繋がったのでしょう。
今後は、病気や環境を理由に外で働くことが難しい人、組織の中で働くことが難しい人に向けた発信を強化していくとのこと。「一人だから」「病気だから」と諦めている人へ、実装レベルで再現できる方法を届け続けるという田中さんの活動は、きっと多くの人に勇気を与えてくれるはずです。デジタル物販を通じて夢を叶えたい、新たな一歩を踏み出したい皆さん、ぜひ田中さんの書籍をチェックして、あなたの「推し活」のヒントにしてみてくださいね!


